リビングデッキの住まい
敷地は、和歌山市南東部に位置し、敷地周辺にはまだまだ田畑の残る地域です。4区画「田」の字に分譲された一角に計画が始まりました。若い夫婦に女の子という家族構成。計画進捗に当たり奥さんからの沢山のイメージ写真の提出、時には鉛筆書きの間取り図もいただきました。出来ること、無理無駄な事等仕分けし、全体構成を確立しました。 主な主旨は「落ち着いた少し古びた空間、近隣からの目線を気にせずアウトリビングを楽しみたい。」外部、内部共仕上は焦げ茶色を基本色とした空間とし、又リビングから、洗面家事室からも行き来の出来るデッキ空間が出来ました。リビングの延長線上の様な設えを称し「リビングデッキの住まい」が完成しました。設備面では、熱交換機能付き24時間換気システムを採用。 年間を通して空調機器の省エネ化、及び絶えず屋内空気の循環により清浄化も追求し、デザインと機能の併せ持つ住まいが完成出来たと自負しています。 |
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