甍・カサネル
市内北端部に位置する角地の広い敷地を分筆し計画敷地とした。外観与件は「切妻屋根」でした。 三世代の家族の空間は、各世代空間とパブリック空間を4枚の切妻屋根で模式化した。内部空間は、居間に浮いたTV台、洗面台の色と材質、レストルームの収納量、台所の利便さと見栄え、玄関脇の機能室、多目的な食品庫等各室に設える多くの家具に相当の時間を割いた。1階中央に吹抜居間を配し気流の流れを確保し、2階南面に大きく設置のベランダは光の取入口と、布団の干場と機能と実務を兼務する広さとパラペット高さを模索した。エネルギー機能としてLPガスによる燃料電池ユニットを採用し、給湯と発電を享受出来る設備は、厳冬時の床暖房も作動する。夏の暑さは空調機の能力を補佐できる機能を持つ循環型24時間換気システムを採用し、住環境の快適さを求めました。 又、阪神大震災を当時現地で住まいされていた建築主は、地震に対する強度を求め「耐震等級3」の適合を受ける長期優良住宅とした。 |
---|